骨粗鬆症外来

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「いつの間にか骨折」をご存知ですか?


通常はただ歩いたり、体を捻ったり、くしゃみをしたくらいで骨は折れませんが、骨密度や骨強度が低下した「骨粗鬆症」の骨では、それがしばしば起こります。

医学用語では「脆弱性(ぜいじゃくせい)骨折」と言って、軽微な外力で背骨や足の付け根の骨折が起こります。強い痛みを伴わないこともあり、気づかないうちに「いつの間にか」骨折してしまいます。近年の研究では、骨折は健康寿命のみならず生命予後にも大きく影響する事が明らかになっています。

骨粗鬆症自体はほとんどの場合が無症状のため、全体の3割程度しか治療を受けていないのが現状です。また現在治療を受けている方も、骨折して初めて骨粗鬆症である事に気づいたという方が数多くいらっしゃいます。無症状で進行し、突然の骨折というかたちでその後の日常生活レベルが著しく低下するところが、骨粗鬆症の怖いところと言えます。

骨粗鬆症を早期に診断・認識して対策を講じる事が、発症し得るケガや病気のリスクを低下させる事につながるのです。

外来でお会いする患者さんからは「もう年だから仕方ないよね」「薬飲んでいれば大丈夫でしょ?」といった言葉をよくお聞きするのですが、それは大きな誤解です。御高齢の方でも骨は作られますし、ただ薬を飲めば治ると言うものでもありません。

骨粗鬆症は薬を上手に使いながら、あきらめずに地道に体づくりをしていけば、どなたでも改善が見込める疾患です。成果を出すにはご本人の治療への参加が不可欠なのです。

当院の骨粗鬆症外来では、初診時に問診・診察・血液検査・レントゲンによる骨密度測定を行い、現在の骨や代謝の状態を確認します。そして治療の必要があれば患者さん一人一人に合った適切と思われる治療法をご提案し、薬物治療や運動療法を開始します。

その後は定期的に骨密度測定と血液検査を行って効果を判定し、その都度適切な指導を致します。

今後起こり得るケガや病気のリスクを減らすために、先ずは現在の骨の状態をチェックしてみては如何でしょうか?