内科・循環器科

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1 ペースメーカー適応疾患

洞結節

心臓は1分間に約60~80回の規則的なリズムで拍動を繰り返します。洞結節という組織はその規則的なリズムを電気刺激として発生させます。その電気刺激が伝導路を経て心臓全体に伝わることで、血液を送るポンプとして心臓が正常に機能します。洞結節からの電気刺激が何らかの原因により上手く全体に伝わらない状態が不整脈です。
不整脈の中で、脈拍が遅くなるものを徐脈性不整脈といいます。心臓の動きがゆっくりになることで、一時的に脳への血液が不足し、めまい、ふらつき、失神などの症状が現れます。症状によりペースメーカーが適応となります。

●完全房室ブロック

電気刺激が心室へとまったく伝わらないものです。そのため心臓が拍動できません。危険な徐脈性不整脈に「高度房室ブロック」があります。前兆がまったく、なくある瞬間から突然、何秒間か電気刺激が途切れてしまいます。一般的に5秒以上の拍動停止は失神することもあり、突然死を引き起こすことがありますので速やかな治療が必要です。

●洞不全症候群

洞結節の働きが鈍くなる、または洞結節から心房への電気刺激の伝わり方が悪くなると、脈が遅くなったり止まったりしてしまいます。数秒程度でも長い脈の停止は失神発作を起こすことがあり、これが「洞不全症候群」とよばれ代表的な徐脈性不整脈です。しかし失神や、徐脈による心不全の兆候がなければ、必ずしもペースメーカーの適応にはなりません。

2 下肢静脈瘤

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤は足の血管(静脈)がコブ(瘤)のようにふくらんだ状態のことをいいます。症状の多くはふくらはぎにおこります。40歳以上の女性に多く、年齢とともに増加していきます。足に血液がたまることによって慢性的にむくみや、下肢のだるさ、足がつるなどがおこり、特徴として午後から夕方にかけて症状が強くなります。

下肢静脈瘤は良性の病気ですので急に悪化したり命の危険はありません。しかし、自然に改善することはなく、治療をしなければ時間の経過と共に徐々に悪化していきます。湿疹や皮膚が破れる潰瘍(かいよう)など重症化することもまれにあり、このような方は、できるだけ早く受診されることをお勧めします。
また下肢静脈瘤は、一生涯悪化し続けることはありません。60歳前後をピークにその後はあまり悪化しなくなります。ですので、高齢の方はあまり心配ありませんが、40-50歳の方は早めの受診をお勧めします。