ごあいさつ

みなさんこんにちは、整形外科の中嶋隆夫です。私の担当は脊椎脊髄病外科です。脊椎外科の患者さんは肩こり・腰痛などが主です。

代表的な疾患・治療

中嶋隆夫

頚椎疾患として一般的なのは
「頚椎症」
「頚椎症性神経根症」
「頚椎椎間板ヘルニア」
などがあると思います。

頚部から肩・肩甲帯・上肢にかけて痛みやしびれを生じたり、箸が上手く持てない、ボタンがはめづらい。 そのような症状が出てまいりましたらぜひ一度、整形外科の外来を受診してください。

若い人の腰椎疾患として一番有名なのは「腰椎椎間板ヘルニア」があるかと思います。
ただ「腰椎椎間板ヘルニア」は7~8割の患者さんは保存的な治療で対応できます。

中高年の腰椎疾患として一番有名なのは「腰部脊柱管狭窄症」かと思います。
じっとしていれば症状は何もないですが、ちょっと歩くと足にしびれが出る、痛みが出る、歩いて行くと脱力が出て、立ち止まってしまう、だんだん外に出たがらなくなって、精神的には『うつ状態』に入っていきます。
このような状態が「腰部脊柱管狭窄症」の本態です。

最後にお年寄りとなりますと「腰曲がり」「変性側弯」そのような患者さんが非常に増えてまいりました。
昔はお年寄りの腰が曲がっているのは、それはもうしようがないという時代もありましたが、現在では整形外科の手術を行うことによって内科的疾患が改善するケースもありますので、気軽に整形外科を受診してご相談いただけたらと思います。

整形外科の疾患はリハビリテーション、保存療法がまず第一です。

なるべく手術を避けるために、リハビリをしっかり行います。リハビリをしっかり行ったにもかかわらず症状が改善しない、かえって増悪する、そのような場合は手術的な治療も考慮せざるを得ません。

私がいま取り組んでいる「低侵襲手術」として「XLIF」というものがあります。

お年寄り「Compromised Host」と言って、状態が悪い患者さんに対しては手術がなかなかできないケースも多かったかと思います。
しかしこの「XLIF」を行うことによって、今までより状態の悪い患者さん、高年齢の患者さん、そういう方々にも、いろいろなやり方を組み合わせれば手術も不可能ではありません。
また「低侵襲手術」等ができると、患者さんの負担も劇的に減ってまいります。

受診のタイミングについて

中嶋隆夫

お年寄りだからと言って諦めてしまわず、是非一度、整形外科の外来を受診してください。

お待ちしております。

中嶋 隆夫(なかじま たかお)

専門:
脊椎脊髄病外科、変性疾患、膝関節外科、スポーツ整形外科
資格:
日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会脊椎髄病医、日本脊椎髄病学会指導医、
日本整形外科学会スポーツ医、日本医師会産業医
所属学会:
North American Spine Society
Society of Lateral Access Surgery
日本整形外科学会
日本脊椎脊髄病学会
日本インストゥルメンテーション学会
日本側弯症学会
日本成人脊柱変形学会(幹事)
日本関節鏡膝スポーツ整形外科学会
日本腰痛学会(評議員)
日本創外固定・骨延長学会
日本骨折治療学会
東日本整形災害外科学会
関東整形災害外科学会
日本運動器再建・イリザロフ法研究会
略歴:
昭和55年3月・・・長野県立上田高等学校卒業
昭和57年4月・・・日本医科大学入学
昭和63年3月・・・日本医科大学卒業
昭和63年6月・・・日本医科大学整形外科学教室入局
平成2年4月・・・日本医科大学大学院入学(外科系整形外科学)
平成6年3月・・・日本医科大学大学院卒業
博士号取得(女性閉経後骨粗しょう症患者における骨塩定量について)
平成6年4月・・・大洗海岸病院整形外科医長
平成7年4月・・・日本整形外科学会専門医
平成9年10月・・・日本医科大学千葉北総病院整形外科医局長
平成16年3月・・・日本整形外科学会脊椎脊髄病医
平成16年10月・・・日本脊椎脊髄病学会指導医
平成22年4月・・・日本医科大学整形外科千葉北総病院講師
現在に至る